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埼玉県の名栗村から都県境にある棒ノ折山への登山道は、「関東ふれあいの道・水源のみち」として整備されており、ちょっとした沢登りも楽しめる。 有間ダムでせきとめられた名栗湖に流れ込む白谷沢沿いに登って行く。 美しい杉林を歩くうちに、次第に沢の音が大きくなり、二段の滝が現れた。 さらに行くと両岸に切り立った岩がそびえる中の沢登りとなり、 次々と小さな滝のような流れを超えて行く。 途中、花の姿はほとんど見えなかったが、マムシグサの実のようなものがあった。 「マムシに注意」の看板まであった。夏には岩の上に美しい花が咲いていたらしい。まだ、紅葉には早い。 |
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天狗ノ滝を過ぎて、登りはじめて一時間ほどで行程の中間地点にあたる、落差10mの白孔雀の滝だが、登山道からは滝の全景は見えない。真横と上から見ることになる。さらに急な坂を登ると、岩の下からこの沢の流れが始まるところがあった。水はさすがにきよらかな味。 疲れた足をひきずって行くと、やがて尾根道となり、一段一段が高すぎて登りづらい階段状の道を歩いて、標高969mの棒ノ折山の山頂へ到着。低い山だが、奥武蔵方面の展望が楽しめた。帰路は来た道を戻り、行きには気づかなかった紅葉を見つけた。ようやく登山口にたどりつくと、ここでもコウヤボウキの花が咲いているのに気づいた。村営の名栗温泉に立ち寄り、木の香りが心地よい「さわらびの湯」で疲れをいやした。(1996 10/19) |